草木灰

"" 旬の自然農薬は、その時々に出る病害虫に効く四季の自然のプレゼントです。
その雑草農薬の基盤をつくる自然農薬の柱となるのが草木灰と醸造酢です。
この2つはいつでも使え、病害虫を寄せ付けず、野菜に活力と体力を与える万能薬です。
病害虫が発生しやすいときや、野菜が弱っているときなど、草木灰は四〜五日おきに、酢は10日おきくらいにかけてやります。””

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”草木灰はカリ分を中心に、リン酸やミネラルが吸収しやすい成分で含まれている肥料です。

元肥には、畝立て前に、全面散布か植え溝に10アール当たり100キロ施します。

堆肥と一緒に施すときは、アンモニアの窒素が逃げるので、素早く土と混ぜてください。草木灰は窒素に触れるとガス化させ逃がす作用があるので、堆肥などの上には絶対にそのまま捨ててはいけません。”

《古賀綱行》

畑の写真
畑に草木灰その他を撒いている様子(1999年)

畑を作る時に、草木灰をすき込みましたが、正解だったかどうかはよくわかりません・・・。

家庭菜園としてはなんとか収穫できたのですが。

露に溶けて葉に浸透する草木灰

草木灰をまだ露のある時に葉にかけると、蝶やウリバエなどが灰の匂いと粉を嫌って逃げ、寄り付きません。

卵を産み付けられないので、アオムシは少なく、おまけに葉からミネラルがよく吸収され葉も強くなります。

雨にあうと水に溶けて地下に流れ、石灰の代用とカリ分の補給になります。吸収率が抜群によく、吸収されやすいカリやリン酸分が大変多く含まれています。

だから、草木灰は他の自然農薬と違って、露のある時にかけるのがポイントです。

また草木灰は、枯れかかった野菜、モザイク病、タチガレ病の防除にも効果があります。発病初期のエキ病やアブラムシ防除にも有効です。

草木灰が効果を発揮するのは、葉のPHを病原菌が繁殖しにくいところまで上げるからでしょう。

また、木酢の効果もあると思います。木酢とは、炭焼の煙に含まれている成分です。

木酢には強い殺菌力があり、しかも分解すると微生物のいいエサになると言われています。

《古賀綱行》

低温で焼いた黒白灰が最高

低温で焼く草木灰は、炎をできるだけ出さずに煙でいぶすようにして作った炭の混ざった黒白灰です。あまり高温で焼くと成分が吸収されにくくなってしまうからです。

柔らかい炭の混ざった草木灰は、炭の効果も見逃せません。柔らかい炭は、無数の穴があいていて、微生物のいいすみかとなり、土の中で活性炭の役目もしてくれます。

だから、草木灰の材料は、カシやクヌギなどの堅い木より、杉、松、柳、雑草などの柔らかい木が良いのです。

「自然農薬で防ぐ病気と害虫」古賀綱行:著 より


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