草刈り人生スタート
春の雨が降るたびに、草が勢いよく伸びていきました。
これからは畑に行くたびに草刈りから始まり、草刈りで終わるということになります。
ここにきたばかりの頃のように、あっという間に何もかも草に覆われそうな恐怖を感じますが、眺めているだけだと美しい初夏の植物たちです。
名前を知らない美しい花や葉を見つけると、検索してしまって時間が過ぎてしまうほどです。
しかし、油断していると大変です。イネ科の草は根が強く張っているので刈っても刈ってもすぐ伸びます。ススキの葉とか。またセイタカアワダチソウもいつの間にかぐんぐん伸びてきています。
勢いに負けそうになる・・・植物すごい。
あやめが咲いていました。ここは刈り残して花を楽しみたいと思います。
周りにフキやススキが生えているので、ススキだけ刈る感じにしたいのですが・・・。
というわけで、草刈りで一日が始まるという生活がついに訪れました!
慣れない作業でバネ指やテニス肘がつらいですが、外の作業で一番楽しいのはこれかもしれません。
鍬で畑を耕したり、水路などを作る土木工事は体力勝負なことが多くて辛い面も多いから・・・・。
今の生活を始めるまでの数年間、そういうライフスタイルで生きている人の動画をドキドキしながら観てきました。
無機質なマンションの部屋で、動画の中の生きていく上の知恵や工夫を見ていると、苦労されているのがよく伝わってきていましたが、当時はもうほんとうに喉から手が出そうなほど憧れていたものです。
そして、そのなかで草刈りのシーンは必ずありました。
「草刈りに始まり、草刈りで終わる人生」みたいな格言(?)を言っている方も居たほど、確かに勢いがすごいです。
春は寒い冬を超えてやっと出してきた柔らかい葉っぱばかりでしたが、そろそろ「木になってやろうか?」と言いたげな迫力で太い幹をすくっと立てて伸ばしてきています。
草刈りで始まる人生。
わたしもそんな暮らしにいよいよなってきて、ワクワクしているところです!